外国人と接する行政・民間向けの多言語同時通訳サービスとは?

近年増加し続けている外国人(ここでは定住外国人や観光客も含みます)のために、

全国の自治体・官公庁や民間団体での導入が進んでいる、「多言語サービス」のことをご紹介したいと思います。

例えば、市役所や鉄道の駅や観光地での言語表記・アナウンスについて、

以前は日本語のみ、せいぜい日本語プラス英語表記をしているところがほとんどだったと思いますが、

最近は、英語だけでなく、中国語や韓国語、場所によってはポルトガル語などの表記やアナウンスがあったりしますね。

それだけ、日本の行政や鉄道サービス、観光施設側も、多くの外国人へ配慮することが当たり前になってきているのを感じます。

そんな、公共向け多言語サービスの中でも、さらに多様な場面で多言語サービスが導入されつつあることをご存知でしょうか?

例を挙げると、

外国人が救急で119番した際の通訳

外国人が医療機関に受診した際の通訳

外国人が弁護士さんなどへ法律相談する際の通訳

外国人が住居を借りる際の通訳

外国人が市役所で色々な手続きをする際の通訳

などなど。

実際に日本に住む外国人が、日本語を理解できないことで困る場面はたくさんあります。

上の例を見れば皆さんも容易に理解できるでしょう。

そんな場面で、同時通訳サービスを提供する会社があります。

今回ご紹介するのは、そんな会社の一つである、ランゲージワン(株)です。

この会社は、私が会員になっている、外国人が日本で暮らしやすくなるよう様々な活動を行っている団体の理事の方が所属されている会社です。

この会社は上記の例に挙げたような、公共インフラや民間事業者が外国人とスムーズに対応できるように、 同時通訳システムを提供しています。

13言語対応、24時間365日(言語により対応期間が異なる)対応の(電話)多言語コールセンターサービス

というものです。

電話以外でも、メール通訳、映像通訳、SNSやチャットなど様々な対応が可能ということです。

昨今、IT技術が進んで、自動翻訳機なども登場しており、今後さらにIT化は進むものと思われますが、

「日本語」が英語その他と大きく違うこととして、相手と多くは話さず、曖昧な表現を好む、察する文化(ハイコンテクスト文化)

なので、機械翻訳が難しいということがあります。

他にも、特に、医療分野やカウンセリング系など、まだまだ人間でなければ対応が難しい分野はあるでしょう。

そんな場面では、今後もこのサービスは利便性が高いと思います。

詳しくは以下をご参照ください。

https://www.languageone.qac.jp/

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