今後日本からどんどん野菜が消える?
既に皆さんも、日本では農業従事者の高齢化により担い手が減り、多くの外国人が農業にも従事していることはご存知かと思います。
その外国人は主に技能実習生です。
技能実習生は、現在総数26万人程度おり、外国人就労者総数128万人のうち2割を占めています。
出所: 厚生労働省
その技能実習生のうち、最も多い職種は製造業で、建設業や食品製造業が続きますが、農業も多く、しかも毎年増えています。
技能実習生というと問題点が大変多い制度で、私自身の考えでは、早期廃止すべきと思う制度です。
ただし現実的にこの制度で来ている外国人が労働者の2割にも上り、色々な分野で日本人に代わる主力従事者を担っているのは事実です。
農業もしかりで、特に茨城県では外国人従事者が20人に1人、20代では2人に1人が外国人となっています。
来年からは、技能実習生以外に、単純労働も可能となる新しい在留資格が創設されることもあり、今後もさらに外国人の農業従事者は増え続けると思います。
が、それでも今後日本と東南アジアとの経済格差もどんどん縮まるため、外国人労働者が日本に押し寄せるということはないでしょう。
農業では、農家の数が激減し、代わりに企業などによる大規模経営は増えると思われますが、それでも現状維持は困難です。
食材需要に供給が追いつかず、特に野菜は全部輸入に頼ることはできないでしょうから、野菜や果物の価格が上がると思います。
つまり食費が上がるでしょう。
野菜や果物の価格が上がると、農家の収入も増えて、日本の若者も農業をやるようになるかもしれません。
そうなれば、また状況が変わってきます。
いずれにしても、たくさん外国人に来てもらえばなんとかなるという発想はやめた方がいいですね。その場しのぎですね。
どんな業界でもそうです。
外国人の受け入れ以前に、日本人に魅力的な業界にすることが第一です。