ついに開始か? 移民受け入れ政策
政府が、来年4月から開始する新しい在留資格「特定技能」について、ドカンと大きな方針を発表しましたね。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181010-00050135-yom-pol
「特定技能」ビザは、今まで一貫して表向き認めてこなかった単純労働者を受け入れるビザとして大きな一歩になりますが、
昨日の発表によると、さらに特定技能で来ている人で、熟練した人に対しては、家族帯同や、滞在期限無しの長期滞在を認めるとのことです。
つまり永住ビザに近いものになるということ。政府としてこのような発表をしたことは今までに無いことです。
今日まで一貫して「移民政策は取らない」と明言していたのですから、大きな方針転換です。
私がこの発表から感じたのは、
ついに移民を正面から受け入れる(家族帯同や永住を認める)と明言したことで、そうでもしないと「外国人は日本に来てくれない」
という政府の危機感の現れだろうということ。
また、政府がようやくその覚悟を決めたのか、ということ。
既に、何もしなくても海外からどんどん外国人が来てくれる時代は終わりました。
これからは、良い条件を提示して、「ぜひ来てください」と頼まないと、海外から人材は来てくれません。
それを日本社会が許容すれば、外国人は今後もたくさん来てくれるでしょう。
許容できなければ、人手不足などを外国人に頼ることは難しくなるでしょう。
どちらが日本社会にとって良いかどうかは、私もよく分かりません。
ただ私がやりたいのは、日本に来てがんばっている外国人が、日本人と入り混じって楽しく暮らせるようなサポートをしたいです。
生まれ育った場所や、人種的にオープンな社会が日本でも実現するのが理想です。