バングラデシュって?

皆さんはバングラデシュのことをどれだけ知っていますか?

恐らくほとんどの日本人はバングラデシュに行ったことがなく、持つイメージとしては、「すごく貧しい国」、「治安が悪いのでは(2016年の首都ダッカのテロ事件は衝撃的だった)」、「狭いところに人がウジャウジャいそう」
とかそんなところではないでしょうか?

私もご多分に漏れず行ったことがなく、今持っている知識も全く浅いものです。

そんなバングラデシュに来月1週間ほど行くことになりました。図の赤枠のところです。

今私が活動に参加しているNPO法人「Asian People’s Friendshop Society」が、実はバングラデシュ人とのつながりが非常に強く、それもあって短いですが「スタディツアー」的なものに同行することになりました。
向こうでは以前日本で暮らしていたバングラデシュ人と会ったり、現在進行形のバングラデシュを体感してくる予定です。

実は昨日、バングラデシュの、ある分野について学ぶ機会がありました。

そこでは新鮮な驚きがありました。
と同時に、今まで自分があまりにもバングラデシュについて未知だったと実感しました(汗)。

現在は、バングラデシュは「アジア最貧国」と言われ、国民の平均年収は17万円だそうです。(日本は420万円)
面積は日本の4割で、人口は1憶6000万人を超えています。
人口密度が高く、イメージとしては、北海道に日本の全人口が住んでいるのと同様です。(日本の3倍の人口密度)
また、国ができてからまだ47年と若い国で、平均年齢はなんと23歳。(日本は46歳)

インフラが整備されておらず、いまだ「電車」がなくて「汽車」しかないようです。
汽車の屋根の上にはいつでも人が満載らしい。なんともすごい光景ですね!

こんなひどい状況のバングラデシュですが、実は数年前から猛烈に経済が発展し始めています。
海外の予測では、BRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国)の次に発展する国と言われるネクスト11に含まれ、国連は「アジアのライジングスター」と発表しています。

まだ先の話かもしれませんが、10年、20年先には、世界の経済のトップを走っているであろう中国とインドの中間に位置し、間違いなく世界の中心地になるといわれています。
既にユニクロやZARA、H&Mはじめ世界の繊維産業の工業中心地となっていますが、高い英語力(TOEIC平均スコア895点)を持つこともあり、今後IT産業が発展する可能性が高いようです。

また日本が最大の経済支援国になっていることもあり、アジア一親日的な国だそうで、バングラデシュの国旗は日本の国旗をモデルとしており、またダッカの都市計画も東京をモデルにしているそうです。


これを聞いて、ますますバングラデシュに行ってみたくなりました。
中国、インドネシア、インドの次にやってくると言われる国の、強烈なエネルギーを体感してきたいと思います。

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