これから外国人労働者ラッシュになるのか?

ここ最近、国内の人手不足を解消するためにいよいよ外国人労働者を呼び込むために門戸を開いたというニュースがしきりに報道されていますね。
国の方針を受けて、地方自治体や民間団体による、外国人誘致合戦も活発になってきた感じがします。

確かに、今までの政府の方針から変わり、来年から外国人労働者の積極的受け入れに大きく向き始めるのは事実のようです。

ところが気になるのは、多くの報道では、「2025年に何十万人受け入れる」とか、「今後大量の移民が日本に押し寄せてくるだろう」等の、日本から見た視点で楽観的観測となっています。
そこには、来る側(外国人)からの視点が明らかに不足しているように思います。

新しい在留資格を作って、入国しやすい道を開いたとしても、そこから先の政策があまり見えてこないです。つまり、呼び込んだ外国人労働者をどうしたいのか?
日本に定着してほしいのか? それとも数年後は皆さんの故郷に帰ってほしいのか?

政府としては、相変わらず、「これは移民政策ではない、受け入れの際に家族帯同は認めない」としています。
ということは、基本、日本に定着はしてほしくないというのが本音かもしれません。

そもそも、日本がいくら外国人労働者に門戸を開いたといっても、外国人が大勢来るという保証はどこにもありませんし、日本で生活するメリットが無ければ、すぐに帰国してしまうか、あるいは他のもっと生活しやすい国に移ってしまうかもしれません。

特に単身で来る労働者であれば、働きながら日本で普通に生活できて、本国に住む家族などに送金する分も稼げなければ、メリットは感じないでしょう。

また、日本で住むうちに結婚するなどで家族ができたりした場合は、一家の収入、子弟の教育や日本語の問題、医療など、なおさら生活上の問題が発生する場合が増えるので、そのためのケアが十分でなければ、そのうち日本を離れてしまうでしょう。

現在日本が外国人を多く受け入れている東南アジア諸国の中でも、いよいよ労働者争奪戦が激化してきました。

これから、日本が受け入れようとしている多数の外国人労働者が日本に来て、定着するのか、それとも一時的に増えては帰国したり他国へ行ってしまい、都度そんな受け入れ策を繰り返す状況になるのか、今後の日本の政策次第ですが、一つ確実に言えることは、外国人を受け入れた後で、引き続き定着してもらうことは、容易なことではないということです。

今後の展開に注目したいと思います。

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