一家の大黒柱が男性ではなく、女性である国

先日の記事では、フィリピン人の海外出稼ぎが多いことを書きましたが、

フィリピン事情に関して、もう一つ興味深いことがあるので、今日はそれを書きます。

それは、女性の社会進出が大変進んでおり、一般的に、一家の大黒柱は男性ではなく女性が多いという点です。

女性の社会進出の度合いを表す指標として有名な、ILO(国際労働機関)が発表している、管理職に占める女性割合の統計があります。

これによると、フィリピンの管理職に占める女性の割合は5割近くもあり、108ヶ国中、4位です。対して日本は、約1割で、108ヶ国中、96位です。

女性が働きやすい、社会進出しやすい国と、片や真逆で女性が働きにくい、社会進出しにくい国というのがよく現れていると思います。

海外に出るフィリピン人労働者も、女性が多く、女性が海外で働いて本国の家族に送金するのです。

フィリピンでは一家を支えているのは一般的に男性ではなく女性なのです。

以前、私が仕事でフィリピンに行ったときに、現地の建設会社のオフィスで男性・女性の方々と会議をしたとき、

女性の発言はしっかりしていて信用できるが、男性の発言はいい加減で信用できないな、と感覚的に思いました。(笑)

あくまで一般的ですが、女性が外でバリバリ働き、男性は働かずにフラフラしている、という印象です。

こんなこと言うと、フィリピン人男性から反論されるかもしれませんが。

先日、フィリピン事情に詳しい大学の先生にも聞いてみましたが、「その通りです。フィリピンでは女性が大変です」とのことでした。

それにしても、1人の女性が3人の子どもを産むと言われるフィリピンで、育児はどうしているのか? と日本人は思われるでしょうが、

フィリピンでは一緒に暮らす家族の人数が多いため、子供を育てるのは他の家族だったり、また安く雇えるメイドさんだったりするわけです。

女性が外でバリバリ働ける環境が整っているんですね。

それに対して、フィリピン男性は、外でガッツリ稼いでくれる女性に甘えて、がつがつしないでいられるわけですね。

日本人男性からすると、「働かないでうらやましいな」と思う人もいるでしょうが。

もし私がフィリピンで生まれていたら、恐らく働かずに奥さんに頼り切ってしまうと思いますが、自分がそうなりたいかというと、微妙ですね。

やはりどちらがうまく行くかと言うと、何とも言えませんが、今の日本では、働く女性の負担が大きいのが現実だと思うので、日本と真逆であるフィリピン人の働き方も参考にしたらいいのではないでしょうか。

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